2008年から始まったチャリティーライブ『HOME』も、皆様方のご協力のおかげで今年12回目を迎えることとなりました。
『HOME』のテーマ「誰もが笑顔になれる場所」。
今年も沢山の方々の笑顔で佐賀を「誰もが笑顔になれる場所」にしてください!
当日は「世界の子どもにワクチンを」「東日本大震災義援」「熊本地震」「九州北部豪雨災害」「西日本豪雨災害」の募金箱を会場に設置し、集まった募金の全額を寄付させていただきます。
みなさまのご協力をお願い申し上げます。
開催日時
2019年8月3日(土) 正午12時〜午後8時(予定)
※当日のタイムスケジュールにより開始及び終了時間が多少前後する場合があります。
会場
佐賀市呉服元町・プラザ656(むつごろう広場)
※会場までのアクセスは「交通アクセス」のページをご覧ください。
出演アーティスト
千綿偉功、田中拡邦 (MAMALAID RAG)、ケイタク、野副一喜 with レザージャケッツ、MyKeys、成瀬ブルックリン、江頭勇哉、溝上純一、古賀小由実、武下詩菜、イカズチの髪、OT-EN-TO、the Grafity
※出演アーティストの詳細は「出演アーティスト」のページをご覧ください。
チャリティーライブ『HOME』第12回目の開催にあたって
このイベントを始めた2008年には36歳だった僕も、今年で47歳を迎えました。世間的には決してもう若くはない、昭和47年生まれ、第二次ベビーブーム世代です。社会全体にまだ、古き良き「アナログ」の匂いが息づいていた「昭和」の時代から、「デジタル」の波が席巻した「バブル」全盛期まで、多感な少年時代を佐賀で過ごさせてもらい、平成2年、高校卒業と同時に上京。早いもので東京生活も29年目に入りました。様々な「流行」を生み出した「平成」から元号も変わり「令和」へ。一体、この先、僕らの生き方はどのように変わって行くのでしょうね。これからも間違いなく、様々な分野で益々技術が進歩して行くのでしょうが、それらに順応する柔軟さを養っていかなければという想いの一方で、『本当に大事なモノ、本当に必要なモノは何なのか?』生きて行く上での本質だけは見失わないようにしなければと、アナログ人間の残党として、そう願わずにはいられません。血の通わないコミュニケーションがどれほど危ういものなのか。日替わりでワイドショーを賑わす凄惨な事件の数々を目にするたびに、きっと皆さんも、未来への危機感を抱いていらっしゃるのではないかと思います。
そういった御時世の中。今年も、暑い佐賀の夏を更に熱く盛り上げる音楽イベント “チャリティーライブ『HOME』” の開催が近づいてきました。「音楽の力で佐賀ん街を元気にしたい!」「来てくださる皆さんを笑顔にしたい!」そんな純粋な想いを持った仲間たちと「手作り」で作り上げるこのイベント。ボランティアで手伝ってくれるスタッフのみんなと共に、ステージに立つ出演者も自ら、会場の清掃や椅子並べ、舞台設備の搬入や設営、募金活動、後片付けまで、あらゆる作業を、毎年、自分たちの手で行なってきました。そこに「年の差」や「経歴」「立場の違い」などは関係ありません。あるのは、「みんなで一緒に最高のイベントを作りたい!その場に参加したい!」という真っ直ぐな気持ちだけです。手前味噌ではありますが、前出の『そういった御時世』に於いても、このイベントには、少なからず、人間の「体温」を感じることが出来ます。これまで11年間も続けて来られた背景には、人と人との「繋がり」、身の丈に合った「社会貢献」、そして何より、故郷・佐賀に対する「愛」を大切にしたいと思っている「血の通った」仲間たちが集まってくれるという根本があるからなのでしょう。「佐賀」くらいの規模の街だから出来得ることなのではないかと言われるかも知れませんが、ライブで全国を旅している僕から見ても、ライブ制作会社やイベンターを入れずにここまで全てを「手作り」しているイベントは、そう多くはありません。だからこそ、応援してくださる皆さんのお力が必要になるのです。普通の「音楽イベント」とは趣旨が異なり、僕らの『HOME』は、日頃から特に音楽にアンテナを張っていないような一般の市民の方々にも気軽に足を運んでもらい、音楽の魔法に触れてもらいたいという想いから、毎回「観覧無料」で開催しています。その為、音響代や照明代、舞台設備の資材代やポスター制作費、その他諸々の経費を、毎年、ご賛同者様からの協賛金で賄わさせていただいています。これまでの11回の開催でご協賛いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。合わせて。今年も皆様からの「ご支援」が必要です。趣旨をご理解いただき、協賛へのご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお。今年も会場にて、「世界の子どもにワクチンを」「東日本大震災義援」「熊本地震義援」等の募金活動を行なわせていただき、集まった募金の全額を寄付させていただきます。小さな事かも知れませんが、佐賀で生まれたエネルギーをまた別の場所へ繋げていくということも、チャリティーライブとしての役目だと考えているからです。どんなに時代が移ろっても、物事の礎には「人」が居て、人から人へと「想い」が伝わって行く。結局は、いつの時代も「アナログ」が基本に有るんだなぁ〜と思います。「令和」最初の『HOME』。今年も、皆さんが「ただいま〜!」と帰って来れるような温かい場所を作れるように、出演者・スタッフ一同、心を込めて頑張ります。どうか、沢山の元気と笑顔が生まれますように。8月3日、むつごろう広場でお待ちしています!
発起人:シンガーソングライター 千綿偉功 (ちわたひでのり)