佐賀市の佐嘉神社内特設ステージにて佐賀出身のミュージシャンによるチャリティーライブを行います。
2008年8月2日(土)
正午12時 開始 ~ 午後6時30分(予定)
※当日のタイムスケジュールにより開始及び終了時間が多少前後する場合があります。
佐嘉神社内 特設ステージ
※入場は無料です。
※集まった募金の全額は、世界の子供たちに「ポリオ(小児マヒ)」を中心とした感染症のワクチンを送る資金として、関連団体に寄付させていただきます。
千綿偉功、AMADORI、北村尚志、浜根浩司、シゲル、がーすけ、SKUNK SHOT BOOSTER、野副一喜、マエダケンタロウ、江口宣弘
『なんかしたかね〜』『なんかできんかな〜』ここ数年、佐賀に帰った際に友人等に漏らしていた口癖です。第2次ベビーブームの僕ら世代は、活気溢れる「佐賀んまち」でかけがえのない幼少期〜思春期を過ごさせてもらいました。今考えると、それは、とても有り難い事だったんだなぁと思います。沢山の人が集っていた「まち」。そこは遊び場でもあり、庭でもあり。笑顔の溢れるとても温かい場所でした。それが今やどうでしょう。中心部の空洞化は年々進み、以前のような活気は見る影もありません。本当に寂しい限りです。「唄うたい」という仕事柄、全国の色々な場所を旅し、同じような状況にある街も見ていますが、やはり、故郷に対しての想いは特別です。いま自分が置かれているポジションで、何か出来ることはないか。ここ数年、ずっと思い続けていました。昨年、「青春・佐賀総体」の応援歌として『君色の風〜想〜』を発売させてもらった事も、佐賀への想いをより強くさせる一因となりました。2008年春、まだ花冷えする3月の東京の空の下で、気持ちを抑えきれなくなった僕は佐賀の有志M氏に電話をかけたという訳です。もちろん一遍に昔の活気を取り戻す事は出来ないと思いますが、とにかく「少しでも元気を取り戻して欲しい!」、そんなきっかけが作れればと思っています。さらに、逆に“佐賀から世の中へ”還せるモノとして、「世界の子供たちにワクチンを送る」ための募金を集め、寄付することにしました。自分たちだけが元気になれても何の解決にもならないと思ったからです。誰もが笑顔になれるその「場所」とは、『家庭』であり『まち』であり『故郷』であり『地球』であり、そして『あなた』でもあり・・・、みんな繋がってるんですよね。
今回のイベントは、誰にでも気軽に足を運んでもらえるよう、入場無料です。出演者は元よりスタッフ一同ボランティアで参加してくれます。ポスター代や音響代などの必要な運営資金は、賛同いただいた皆さんからの協賛金でまかなおうと考えています。つまり、このイベントを支えているものは沢山の方々の『想い』だけです。ぜひあなたも、我が家に居るような感覚で、着の身着のまま遊びに来てください。一緒に『HOME』を育てて行きましょう。どうか、一人でも多くの笑顔が生まれますように。
平成20年6月1日
シンガーソングライター 千綿偉功