佐賀市呉服元町・プラザ656(むつごろう広場)ステージにて、佐賀出身のミュージシャンによるチャリティーライブを行います。
イベント開催日時
2011年8月6日(土) 正午12時~午後8時(予定)
※当日のタイムスケジュールにより開始及び終了時間が多少前後する場合があります。
イベント会場
佐賀市呉服元町・プラザ656(むつごろう広場)
※会場までのアクセスは交通アクセスをご覧ください。
出演アーティスト
千綿偉功、田中拡邦 (MAMALAID RAG)、ケイタク、北村尚志 & フューチャーキッズ、野副一喜 with レザージャケッツ、マエダケンタロウ、成瀬ブルックリン、重松正輝、池田隆臣、ハニポテ、PERA-S、徳久 望、震撼ヒューマノイド
チャリティーライブ『HOME』第4回目の開催にあたって
一つのイベントを開催するにあたり、どれだけの人が関わり、どれだけの人に支えられているのか…。回を重ねるごとに、関係各位の皆様に対する感謝の気持ちが強くなっていきます。「佐賀ん街ば元気にしたか!」「来てくれる皆さんに笑顔になってほしか!」という想いを胸に手作りで始めたこのチャリティーライブ『HOME』ですが、一年一年、試行錯誤の連続で、大変な下準備に弱音を吐きそうになる時もあります。でもそんな時、「頑張ってね!」と応援してくださる沢山の方々の温かさに触れ、逆に、運営する僕等の方が勇気づけられてきたような気がします。これまでにご協賛をいただいた皆様、本当にありがとうございました。改めまして、心より御礼申し上げます。
「街を元気にしたい」とは言うものの、つまりそれは、そこに居る「人」を元気にするという事なんだろうなぁと思います。どれだけ町並みの整備が進んだとしても、どれだけ人通りが増えて数字的には景気が上向いたとしても、それで本当に「街が元気になった」と言えるんだろうかと。目に見える部分がどれだけ充実しても、精神的な部分で幸せを感じられなければ、最終的に人は元気にはなれないんじゃないかと思うんです。バブル経済が崩壊し、20年。それまでの“お祭り騒ぎ”の残像を引きずっているのか、今でもこの国は「物質の豊かさ」や「便利さ」を追い求めるような生き方を続けていますよね。それがどんなに不安定で危ういことなのか。3月に起きた東日本での大震災は、僕等に様々な問いを投げかけているように思えます。「本当の幸せ」とは何なのか。当たり前のように訪れる何げない有りふれた一日の中にも、きっと沢山の幸せが隠れているはずなんです。音楽を通して、そんな小さな幸せや喜び、感謝の気持ちを見つめ直してもらえるようなキッカケ作りが出来たら、本当に嬉しいことです。人の心が元気になれば、きっと街も変わるはず。『HOME』に来て楽しかった〜!と思ってもらえるように、今年も出演者・スタッフ、一丸となって頑張ります。
そして今回は、1回目から続けて行なっている「ポリオワクチン」の募金活動と並行し、「東日本大震災義援金」の募金も呼びかけさせていただこうと考えています。佐賀で生まれた元気が、世界の子供たちへ、そして被災地の方々へ繋がって行くということで、とても意義のあることだと感じています。明日の見えない厳しい時代ではありますが、皆さん、ぜひ一緒に、佐賀を盛り上げてくれませんか?『HOME』を育てて行ってもらえませんか? 今年も何卒、ご協力のほどよろしくお願い致します。一つでも多くの笑顔に逢えますように。
シンガーソングライター 千綿偉功(ちわたひでのり)